引越しの時、自動車、バイクの輸送はどうする?

ライター V子
カテゴリ ハウツー
掲載日 2015/12/01 00:00
引越しの時、自動車やバイクはどのように運搬しますか?
原付バイクは場合によっては一緒に積んでもらえることもありますが、通常の引越しには車・バイクの輸送は含まれないのが一般的です。
近距離の引越しであれば、自分で運転して持っていけばよいですが、遠距離の場合は、時間も費用もかかって大変です。
引越し時、車の運搬がスムーズにできる方法を探してみましょう!

自分で運転しながら移動するか、輸送業者に頼むべきか?

引越しの際、自分たちは荷物と一緒にトラックに乗せてもらうことはできませんので、基本的には自家用車で移動するか、公共交通機関を利用することになります。
新居に荷物を搬入するには本人の立ち合いが必要なため、荷物よりも早く到着するか、同時ぐらいに新居に到着できるならば、自分たちで車を運転して移動すると良いでしょう。

ただし、車で遠距離移動の場合は、
・ガソリン代や高速代がかさむ。
・渋滞の可能性がある。
・慣れない場所での運転に労力を使う。
・特に冬場の雪道などでは事故の危険も伴う。
などのリスクもあります。

不測の事態で思ったよりも時間がかかってしまったり、何かのトラブルに巻き込まれたら、引越先での作業・手続きなどに影響が出るかもしれません。
そのような状況を考慮して、自家用車で移動するか、もしくは車は輸送サービスを利用し、自分たちは公共交通機関を利用して移動するか、を検討する必要があります。

車・バイク輸送サービスとは?

遠距離引っ越しの場合は、様々なリスクを考慮すると専門業者の車輸送サービスを利用した方が効率的だと言えるでしょう。

専門業者に依頼すると、
・積載輸送(キャリアカーに車を1台から複数台載せて運搬)
・自走輸送(代行のドライバーが直接運転して移動)
・海上輸送(車両輸送専用船での運搬)
の3つを組み合わせて、車を運搬してくれます。

基本的にはドア to ドアで転居先まで運搬してくれます。
また、専門業者による車・バイクの輸送は日数がかかります。
時期や引取地・納車地によって異なりますが、引取から配達まで1週間程度かかることもあります。
到着予定を必ず確認しておきましょう。

料金相場は、
東京~大阪間で2万円~5万円程度、
東京~福岡間で3万円~7万円程度、
東京~沖縄間で5万円~10万円程度です。
輸送費用は車種や距離、陸送や航送などの輸送手段などによっても異なってきます。

引越し業者に依頼出来る場合

まずは引越し業者のオプションで、マイカー輸送サービスに対応しているか確認してみましょう。
家財の運搬と同時に依頼できれば、手続きもスムーズにできて効率的です。

現在、車・バイク輸送サービスに対応しているところは、
ヤマトホームコンビニエンス
アート引越しセンター
ハート引越しセンター
アリさんマークの引越社
ブレックス
ベスト引越サービス
町の引越屋さん
引越しは日通
引越しのプロロ
ガード引越センター
タカラ引越しセンター
なにわ引越しセンター
ひっこしのハピモ
丸進引越しセンター などがあります。

また、原付バイクは場合によっては引越しの荷物と一緒に積んでもらえる場合もありますので、引越し業者に聞いてみると良いでしょう。

車・バイクの輸送専門業者に依頼する場合

車・バイクの輸送を専門に行っている業者があります。車輸送専門ですので、引越し業者に依頼するよりも割安になることもあります。
専門業者に依頼する場合は、車を預ける4日程前までには申込みしておくと安心です。車輸送と同時に、名義変更や住所変更などの手続きを代行してくれるサービスもあるので便利です。

車・バイク輸送専門のサイトを調べてみましたので、以下にいくつかご紹介します。
◆代行.net  
→ネット上ですぐ簡単に輸送料金の検索ができるので便利です。
◆自動車輸送のグッドアップ(株式会社YTK) 
→ドアtoドアコース、エコノミーコースなど状況に合わせてコースを選ぶことができます。
◆マイカー輸送サービス(株式会社ゼロ)
→こちらもネット上で簡単に料金、日程を確認でき、続けて申込みができます。
◆クルマ引越しサービス
→年間100万台の輸送実績があり、手続きの流れもわかりやすいサイトです。電話からでもネットからでも問合せが出来ます。
◆バイク輸送専門 (株式会社ビーエーエス)
→バイク輸送のエキスパートで、年間約270,000台という輸送実績があります。

預ける前に車内の荷物は出しておく!

輸送業者を決めたら、車を預ける準備をします。
注意することは、必ず車の中の荷物をすべて出しておくことです。
引越しの荷物を自家用車に積んで運搬しようとして詰め込むと、運搬中に破損したり、紛失トラブルになる可能性があります。
またその場合も補償を受けられない場合もありますので、積んでいる荷物はあらかじめ出しておくようにしましょう。

輸送前後に必ず車両状態をチェック!

一般的には、輸送業者に車を引き渡す時に立会いをして、車両の外装のキズの有無や、走行距離などを確認します。
立会い確認をしていないとトラブルの元になってしまうのです。納車の時も、必ず立ち合いをして同じ状態かをチェックしておきましょう。
輸送中にキズがついたりした場合に備えて、事前に動画や写真で車を撮影しておくことをおすすめします。交渉の際の確実な材料となります。
引越しのときは、様々な準備が重なるため、車輸送の手配も意外と手間がかかるかもしれません。
事前に備えておけばトラブルの心配もなくなりますので、早めに手配しておきましょう!

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