雨の日の引越しってどうなるの?
ライター |
V子
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カテゴリ |
引越しコラム
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掲載日 |
2015/11/02 00:00
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引越し作業当日、もし雨が降っている場合、荷物が濡れたり、作業に支障が出ないのか、心配になりますよね?
気になる雨の日の引越しについて、覚えておくべきポイントをまとめました。
雨の日でも予定通り作業は行われる
基本的に引越し業者は、お客様からの申し出がない限り、雨の日でも作業をすることになります。
標準引越運送約款では、『地震、津波、洪水、暴風、地すべり、山崩れ、その他の天災』に該当する事態が起こっていなければ、引越し業者側からのキャンセルは出来ないことになっているのです。お客様にとっては突然業者側からキャンセルされては困るので当然ですね。
引越し業者も雨対策をしっかりとしているので、多少の雨ならば問題なく作業をすることができます。
しかし、それでも体や荷物が多少濡れることは避けられないですし、破損事故のリスクもあるため、気になる方は業者に連絡して延期してもらいましょう。
ただし、雨の日だとしても、延期やキャンセルする場合は、本人都合ということになるので、直前の変更の場合は、キャンセル料がかかってしまうことも覚えておかないといけません。
キャンセル料はどれくらい?
基本的には、引越し予定日当日にキャンセルの場合は引越し料金の20%以下、引越し予定日の1日前にキャンセルの場合は引越し料金の10%以下と定められています。
例外的に、台風などで引っ越し作業に明らかに困難だと引越し業者が判断した場合は、キャンセル料なしで延期してもらえる場合もありますので、どの程度なら延期が可能なのか事前に相談しておくと良いでしょう。
雨の日引越しの防水対策
引越し業者では雨の日対策をしているところもありますが、内容は会社によって異なります。
荷造りなどのサービスが引っ越しプランに含まれていない場合、雨対策の梱包を頼むと追加料金が発生してしまう場合もありますので、事前に引越し業者に確認しておくことをおすすめします。
そして、いくら雨の日の対策が整っている引越し業者だとしても、やはりある程度は荷物が濡れてしまうことも考慮しておきましょう。
乾いた雑巾を何枚か用意しておくと、荷物が搬入されたあとすぐに濡れた荷物を拭き取ることが出来ます。
バッグや靴などの革製品や、家電製品、湿気に弱い高級な家具などは、特に注意した方が良いでしょう。
ビニール袋やエアパッキンなどに包むなどすれば、水に濡れることもある程度防ぐことが出来ます。
搬入後はすぐに荷物の状態を確認!
新居に着いたらすぐにダンボールから荷物を取り出し、中に濡れている物がないか確認をしましょう。
万が一破損が発生した場合も、『引越荷物運送保険』を取り扱っている引越会社なら賠償対象になるかもしれません。
また、荷物を濡れたまま放置しておくことは禁物です。ダンボールに入れたまま放置しておくと、湿ったダンボールの中に湿気が充満してカビが生えてしまう可能性があります。荷物だけでなく、カーペットや畳などは濡れていると色落ちやシミ、カビなどの原因にもなってしまいますので充分に気をつけた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?雨の多い時期や、引越し予定日に雨が降る可能性のある方は、
・雨天時の対応について、予め引越し業者に確認しておくこと
・キャンセル料と万が一のリスクを比較して雨天時の方法を決めておくこと
・雨でも続行する場合は、防水対策をしておくこと
が重要です。
天候は当日になってみればわからない場合もありますが、予め備えておけば万が一当日雨だった場合にも安心です!
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