引越し時間の選び方 午前午後どちらがいい?
ライター |
V子
|
カテゴリ |
引越しコラム
|
掲載日 |
2015/12/22 00:00
|
引越しを依頼する際は、必ず予約の時間帯を聞かれますが、どのように選べば良いのか迷われる方も多いのではないでしょうか?
引越しは「何時頃から何時頃まで」と具体的な作業の時間指定をすることはできません。引越し業者に希望を出すことが出来るのは、【午前便】【午後便】【フリー便】のどちらかになります。
(これらの時間帯以外で、早朝や深夜にも対応している引越し業者もありますが、割増料金が追加されます。)
各時間帯のメリットとデメリットをまとめてご紹介します!
午前便の特徴は?
★午前便はこんな人におすすめ
・他の予定もあるため、確実に早く引越しを終えたい。
・荷物量が多く、作業に時間がかかりそうだ。
・引越し先が遠いため、作業に時間がかかりそうだ。
・階段作業や道路の事情により、難しい作業が多そうだ。
★引越し開始時間が確実なのは午前便!
引越し業者が一日の中で最初に行う引越しになるため、ほぼ確実に予約した時間に作業が始まります。朝一でお願すると8時~9時頃開始のところが多いようです。「引越しを必ず予定通りに終えたい!」という方や、「半日だけでは終わりそうにない大きい引越し」の方は、午前便での引越しをおすすめします。
★その日のうちに荷解きをする余裕が出来る。
早く作業を始める分、終了時間も早めになるでしょう。
遠距離の引越しでなければ、お昼前には終わり、新居での荷解きをする時間に余裕を持つことが出来ます。
★作業スタッフの体力がまだ消耗されていない。
引越し業者のスタッフの体力も、多少は作業の効率に影響を与えることもあるでしょう。朝一からの作業であればスタッフの体力もまだ消耗されていないので効率よく早く進み、事故のリスクも少ないというメリットもあります。
午前便のデメリット
■料金は割高になる
フリー便や午後便と比べると、料金は高くなります。
■早めに依頼しなければすぐに埋まってしまう
午前便は人気があるため、特に土日や繁忙期にはすぐに埋まってしまう可能性があります。
確実に取りたい場合は、早めの手配をおすすめします。
午後便の特徴は?
★午後便はこんな人におすすめ
・当日、他の予定もなく、時間に余裕がある。
・近距離の引越し。
・荷物量が少ない引越し。
・日をまたぐ遠距離引越しの積み込みだけをする場合。
・時間よりも安さを重視したい。
★午後便は引越し料金が午前便よりも安くなる
午後便は、午前と比べて料金が低く設定されており、数千円割引きされることが多いです。
これは午後便は、午前の引越し作業が完了次第開始できるようになるので、時間がずれ込む可能性があるためです。安さ重視で「多少時間が遅くなっても構わない」という方におすすめです。
午後便のデメリット
■開始時間の確約ができない。
午前便と違って時間の確定は直前まで難しいというのが実情です。当然、おおよその予定時間は教えてもらえますが、あくまでも目安であり、「予定時刻になっても引越し業者が来ない」ということや、繁忙期には、作業終了が夜遅くになってしまう、ということもよくあります。
引越しの作業は、渋滞や想定外の事態など、ちょっとしたことでも予定通りに進まないことも多いのです。
午後便は遅れるリスクがあるという事を必ず覚えておきましょう。
フリー便の特徴は?
★フリー便はこんな人におすすめ
・とにかく引越し料金を安くしたい。
・近距離の引越し。
・荷物量が少ない引越し。
・夜遅くの引越しになっても支障がない。(周辺や翌日の予定への悪影響がない。)
★フリー便は一番安くなる
フリー便は、引越し業者の都合によって時間帯が決定されるため、午後便よりもさらに安くなることが多いです。単身引越しでも、家族引越しでも、場合によっては午前便の半額近い料金で済むこともあります。
「業者都合で時間が変動しても問題ない」「とにかく安くしたい」という方にとっては、良い選択肢だと思います。
フリー便のデメリット
■直前まで時間の見通しがつきにくい
引越し業者の状況によって、予約が空いているところに入れられるため、午前便になることもあれば午後便になることもあります。前日~当日に、事前に大体の予定時刻は教えてもらえますが、一日の最後にまわされる場合も多いです。最後の作業はそれだけ時間がずれ込む可能性も高くなります。新居への到着が遅れたとしても問題ないよう、他の予定は入れない方が良いでしょう。
■繁忙期は作業が深夜に及ぶことも
繁忙期でなおかつ一日の最後の作業になった場合は、夕方開始の予定でも、作業が深夜に及ぶことも実際によくありますので、覚悟しておきましょう。階下に住人がいるマンションなどでの引越しの場合は、騒音などが近隣へ迷惑となることもありますので、フリー便はあまりおすすめできません。また、照明がついていない部屋も、真っ暗になってしまうので要注意です。作業スタッフも疲れてきている時間帯ですので、万が一の事故や家具の破損につながるリスクも高まるという点も覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
時間が確実に約束されるのは午前便だけということになります。しかし、少しでも料金を抑えて引越しをしたいなら、午後以降の引越しも検討してみることをおすすめします!
また、引越し料金は、土日か平日かによっても大幅に変わってきますので、状況に合わせて時間帯と日程の両方を見ながら、引越し業者と相談して決めると良いと思います!
関連タグ
追加料金
業者
マンション
通常期
繁忙期
遠距離
近距離
安い
高い
コツ
引越し前
騒音
引っ越し
引越し
搬出
搬入
時間
午前
午後
この記事のライターをご紹介
- V子 ( ブイコ ) スタッフ
- お引越しを考えているみなさまに役立つコラムをお届けします!