知っておきたい!引越しで必要になるマイナンバーカードの手続き
ライター |
C子
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カテゴリ |
引越しコラム
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掲載日 |
2016/03/25 00:00
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こんにちは。ライターのC子です。
引越しシーズン真っ最中の今日この頃。
転居先が決まり、荷造りと並行して色々な手続きを始めようとしている方も多いことと思います。
役所関係の手続きでいうと昨年度までと大きく違うことの一つとして、マイナンバー制度の開始が挙げられますね。
そこで、引越しに関連して必要となるマイナンバーカードの手続きについてご紹介してみたいと思います。
通知カードとマイナンバーカード(個人番号カード)の違い
マイナンバーに関するカードには2種類ありますので、まずはその違いを整理してみました。
●通知カード
通知カードは、文字通り一人ひとりに自分のマイナンバーを通知するための書類で、住民票を有するす
べての人に通知されます。
カードは紙製で、券面には氏名、住所、生年月日、性別、12桁のマイナンバーが記載されています。
顔写真が入っていないので、通知カードを身分証として使用する際は、別途顔写真が入った運転免許証
等の証明書などの提示が必要になります。
●マイナンバーカード(個人番号カード)
マイナンバーカードは、任意で作成するカード。
希望者が申請した場合にのみ交付されます(平成28年1月開始)。
カードの表面には氏名、住所、生年月日、性別が記載され、本人の顔写真が表示されており、裏面には
マイナンバーが記載されています。
マイナンバーカードは、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、カードのICチップに搭
載された電子証明書を用いて各種電子申請などが行えます。
コンビニなどで住民票の写しや印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できるサービスを導入する自
治体も増加中で、今後もカードの利用範囲は拡大していく見込みです。
通知カードの受け取り前に引っ越した場合
平成27年10月から始まった通知カードの配達。
すったもんだはありましたが、皆さまマイナンバーの通知カードは受け取れましたか?
通知カードは、平成27年10月5日現在住民票に登録されている住所宛に簡易書留で郵送されました。
不在時は郵便局で7日間保管され、その間に受け取らず保管期限が経過した場合は各市区町村に返送されてしまっていますので、引越しなどで受け取れなかったという方は、現在住民票のある市区町村に問い合わせをしてください。
引越し後にマイナンバーカードの交付申請をしたい場合
マイナンバーカードの交付を希望する方のみに関係する手続きになります。
通常、マイナンバーカードの交付申請をするには、以下の方法があります。
・通知カードと同封されていた交付申請書を郵送する
・交付申請書に記載のあるQRコードを利用してスマホなどからオンライン申請する
しかしながら、通知カード受け取り後に引っ越した場合は、その申請書やQRコードを使って申請することはできません。引越し先の市区町村で新たに交付申請書をもらって郵送申請もしくはQRコードを利用した申請を行いましょう。
マイナンバーカードの交付申請中に引っ越した場合
マイナンバーカードの交付申請をしている最中に他の市区町村に引っ越してしまった場合は、申請が無効になります。
引越し先の市区町村で転入手続きをした後、改めて申請しましょう。
引っ越したら通知カード・マイナンバーカードの住所変更が必要です
引越しで住所が変わったら、14日以内に市区町村に届け出て通知カードもしくはマイナンバーカードの記載内容を変更してもらわなければなりません。
転入(転居)手続きの際には通知カードもしくはマイナンバーカードを忘れずに持参しましょう。
尚、変更内容については、追記欄に裏書きすることになります。
海外へ転出する場合は、通知カード・マイナンバーカードを返納します
海外へ転出する際は、通知カード・マイナンバーカードともに市区町村へ返納する必要があります。
尚、日本に再入国した際は国外転出前と同じ番号を使用することになるようです。
始まったばかりのマイナンバー制度。
まだ便利さよりも手間感の方が勝ってる気もしますが、引越しに伴い住所が変わる方は手続きの参考にしてくださいませ(´∀`)ノシ
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この記事のライターをご紹介
- C子 ( シーコ )
- 生粋のカープ女子、ライターのC子です。
引越しだけでなく日常生活での失敗を糧にしたコラムを多く書いています。
人生何事も経験なり・・・。