【電気火災】身近に潜む危険から身を守るためのチェックポイント

ライター C子
カテゴリ ハウツー
掲載日 2016/05/09 00:00
こんにちは。生活感あふれる、ライターのC子です。

家の中をぐるっと見渡すと、電化製品って結構たくさんありますよね。

どれもこれも生活に無くてはならないものばかり。

しかしながら電源プラグやコード類を正しく使用していないと火災や感電の原因になり得ますので、危険を防止するための注意点をまとめてみました。

これから引越しする方もそうでない方も、安全に暮らすための参考にしてみてください( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

電源を切っていても関係なく起きるトラッキング現象

◆トラッキング現象

 コンセントと電源プラグの間に溜まった埃に湿気が加わった場合に、
 プラグの刃の間で火花放電が繰り返し発生します。
 この状態が続いてしまうとプラグ間に電気が流れて発熱し、ついには
 発火してしまうことになります。
 トラッキング現象は家電自体の電源をOFFにしていても起きますの
 で要注意です(ll||д゚ノ)ノ!
◆危険な場所

 ・冷蔵庫やテレビ、パソコン類など電源プラグを差しっぱなしにしているところ
 ・家具の裏側など掃除しにくい場所
 ・キッチンや洗面台周辺など、湿気が多い場所や直接水滴がかかる可能性がある場所
 ・結露が溜まりやすい場所
 ・水槽などに使用する電源プラグ
 ・猫などペットを飼っている場所(尿をかける可能性あり)


◆防止策

 ・こまめに埃を掃う習慣をつける(その際は、必ず乾いた布を使用すること)
 ・普段使用しない家電の電源プラグは抜く
 ・コンセントや電源プラグ等が異常に熱を持っている場合はすぐに使用をやめる
 ・プラグの変色や変形を発見したら迷わず取替える
 ・トラッキング防止カバーを取り付ける

家具による踏みつけに注意!!断線による電気ショート

電源コードや延長コードは被覆が弱いので、家具で踏みつけたり、釘やコの字型のステープル等で強く固定したりすることによりショートしたり漏電したりする恐れがあります。
火災や感電の原因になりますので注意が必要ですね。

電源プラグはしっかり差すのが鉄則!

電源プラグをコンセントに中途半端に差し込んだだけだと、プラグやコンセントが発熱し発火の危険があります。
必ずしっかり差し込んで使用しましょう。
尚、曲がったり割れたりしたプラグは使用禁止ですよ!

濡れた手でプラグを抜き差ししてはダメ!

料理や洗濯など水廻りで作業中に、手が濡れたままの状態で電源プラグに触った経験はありませんか?
感電の危険がありますので、タオルでしっかり手を拭いてから抜き差ししましょう。

プラグ部分をつかんで抜きましょう!

コードを引っ張ってプラグを抜くと断線してしまいますので、写真のやり方は×。
プラグ部分をつかんで抜くようにしましょう。

コードを結束した状態で使わない!

床上を長々とコードが這うと邪魔ですが、写真のような状態で使用するのはやめましょう。

この状態だと放熱を妨げることになるので、発熱したり発火したりする危険があります。

ちなみに、お手持ちの延長コードを見てみてください。

「コードはたばねて使用しないでください」ってたくさん書いてませんか?

タコ足配線は容量オーバーのもと

部屋のコンセントがちょうど良い位置にない場合や、欲しい数だけ確保できない場合にやってしまいがちです。
コンセントやテーブルタップにたくさんの家電をつないでしまうと、容量オーバーになり発熱や発火の原因になりかねません。
どれもこれもやりがちなことばかりです。
お心当たりのある方は、早々に改善しましょうね!

かくいう私も・・・ (´・∀・`)

関連タグ

家電 電気火災 プラグ コード コンセント 発火



この記事のライターをご紹介

  • C子 ( シーコ )
  • 生粋のカープ女子、ライターのC子です。 引越しだけでなく日常生活での失敗を糧にしたコラムを多く書いています。 人生何事も経験なり・・・。


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