接着剤で貼るだけ!ペットボトルのキャップと100均の材料でミニチュアカンカン帽を作ろう!

ライター remi
カテゴリ ハウツー
掲載日 2016/06/16 00:00
夏に向けてリカちゃんやフィギュアなどのお人形にかぶせるとかわいい
ドール用カンカン帽の作り方です。
一般的なレシピをAじぇんとなりにアレンジしております。
市販の麻ひもを古いペットボトルキャップに貼るだけなのですが
コツなども含めて詳しくに作り方をレビューしてみました。
ぶきっちょな方でも比較的簡単に作れると思います。
お手持ちの人形を夏仕様に衣替えしませんか。

材料と道具

(画像は一部です)
■ペットボトルのフタ(本体用)
薄い帽子にしたければクリスタルガイザーのフタ、大きくしたければ他の容器にするなど好みに合わせて用意して下さい。ちょうどいいサイズがなければ厚紙で作成しましょう。
サイズ調整のコツは、頭にはめてみてずぼっとかぶらない位にしましょう。

■麻ひも
新たに購入するのであればセリアに売っているカラージュートか、ダイソーのジュートヤーンがおすすめです。(ナチュラル色はダイソーのほうが明るいベージュです)
青、ピンクなどの色つきやまだらな糸もあります。(写真はセリアのもの)

■細いリボン(飾り用)
今回はセリアの手芸コーナーで見つけた細い綿テープにしました。帽子に対して細めが良いと思います。オーソドックスなのは黒のグログランリボンですが女の子向けなら綿レース、高級感を出すなら革ひもでもよいと思います。
パープルのリボンで作れば耳をすませばのしずくちゃん風にもなります。

■木工用接着剤
セメダインの速乾タイプがおすすめです。セリアにもありました。

■厚紙(帽子のつば用)
今回は名刺を利用しましたが、メモ帳の表紙や堅めのチラシ、ポストカードなど何でもよいです。あまり厚いとフチが見えてしまうのでやりにくいと思います。
あとで見えなくなるので無地でなくてもよいです。

■ペットボトルのフタよりも大きく丸いものまたはコンパス(つば用)
帽子のつば部分の型どり用に。紙コップもいいサイズかもしれないです。

■ペンかえんぴつ(型紙の下書き用)

■ハサミ
プラスのフィットカーブが切りやすくておすすめです。

■定規
つばのサイズをはかって作る几帳面な方のみ。

■つまようじ
ボンドを塗り広げたり、細かくつけたり、ひもを調整したりするのに便利です。

作り方

1. 厚紙に帽子のつばにしたいサイズの大きい円を描きます。
名刺程度の厚紙がやりやすいです。
円はたまたまあったボディークリームのボトルで描きました。

2. さっき描いた円の中央にペットボトルのキャップを置き円を描いていきます。
つばのサイズは好みです。見本は約1cmです(適当)
3. 円の外側をまるく切り取ります。少々ガタガタでも、麻ひもをはってしまうのでバレません。
この状態でフタを置いて、完成をイメージしてみましょう。

4. 内側の線(ペットボトルのフタの線)まで5~8mm位残して、ドーナツ状に切ります。
少し折り曲げながらバツ印に切り、そこから切り進めていくと切りやすいです。
5. 切り終わったら内側の線まで5mm感覚で切れ込みを入れていきます。かぶったら見えないので適当でかまいません。
6. ペットボトルのフタにボンドを塗っていきます。
あまり厚すぎるとはみ出るのですが、薄すぎるとくっつきません。
1mm厚くらい、貼りつけたときに上にはみ出てこない位の量が、ボンドの適量です。
塗り広げる厚さは楊枝などを使ってなるべく均等にしましょう。

7. 外側から麻ひもをぐるぐると貼っていきます。指やつまようじなどで外側に寄せながら、隙間なくうめてください。

8. 中心までいったら、麻ひもをななめ気味に切り最後は少しボンドを足し、先をしっかりうめこみます。
※ひもの端はまっすぐ切るよりもななめに切ることで端がなじみ目立ちにくくなります。
※なぜ外側からかと言うと最初に中心の細かい巻きを綺麗に作るのが大変だったからです。
できそうであれば中心からつばまでひもを切らずに一気にすすめてもかまいません。
9. ぐるりにも麻ひもを貼っていきます。貼り終わったらもう一度上からぐるっと貼ります。
一番目立つ部分なのでここを2重にすることで完全に隙間が見えなくなり可愛くなります。
10. 厚紙で作った帽子のつばの型紙にボンドをたっぷりと塗り、ボトルキャップを貼ります。
11. 切れ込みを中に押しこみ、表のはみ出たボンドは伸ばします。
本体の下のほうはどうせリボンなどの飾りで見えなくなりますので、ボンドがついてしまってもあまり気にしなくてよいでしょう。
12. つばにボンドをまんべんなくぬり、麻ひもを貼っていきます。
もしここで、つばが大きすぎると感じた場合は型紙を切って調整して下さい。

13. つばの裏にもボンドをぬり、麻ひもを貼りましょう。
外側から内側へ貼っていきます。かぶった時に適度に見えなくなるまででかまいません。
15. 最後、つばのフチの一番外側に、1周だけ麻ひもを貼ります。
ボンドは適量をつけながら。目立つところなので綺麗に貼りましょう。
※型紙の断面が完全に見えなければ省略してもかまいません。
16. リボンにうすくボンドを塗り、くるっと貼ります。

17. 最後に、隙間など仕上がりのチェックをして、乾いたら出来上がり!

[作り方のコツ]

・とにかく隙間なく麻ひもをうめていくこと

・必ず木工用の接着剤・ボンドを使うこと。
(アロンアルファや多用途接着剤、エポキシ接着剤では作りにくいです※一度失敗しました)

・接着剤・ボンドはつけすぎないこと
(つまようじなどを使って少しづつつけていきましょう)

・ひもの端は常にななめに切ること

・見える部分は綺麗に、見えない部分は適当に!

完成!

いぬにかぶせてみたら、すごく昭和の芸人感があったので
思いつきでメガネ(ゼムクリップを曲げました)とギターを持たせてみました。
案外似合いませんか?

さらにアレンジするなら

今回はシンプルにしましたが、お好みで小さなボタンやチャームを飾ったり、リボン飾りをつけたりしても一層おしゃれになります。

つばのフチをパイピングしたり、レースやピコットをつばに貼り、フチからちょこっと出すとエレガントな帽子に。

小さな造花を花冠にして巻いてもガーリーでかわいいと思います。

手持ちのお人形の雰囲気にあわせてオリジナルを作ってみてください♪

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この記事のライターをご紹介

  • remi ( レミ ) OCチーム アシスタントディレクター
  • 引越しAじぇんとの中の人のひとり。 引越す人々と引越し業者の双方を応援するため、読みやすく、ためになるコンテンツづくりを目指しています。 写真撮影、イラスト編集、執筆、広告作成、イベント企画など、自分にできることは何でもやるというスタンスで 日々、勉強中。


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