物件の構造の違いは?
お部屋探しをする際、物件資料を見ているといくつかの構造を目にすると思います。それらは一体どう違うのでしょうか。
それぞれの構造の特徴をお伝えしますので、お部屋探しの際にお役立て下さい。
※あくまで同じ状況下で比較した場合の特徴ですので、物件によって異なる場合もあります。
◆木造(W造)
主要個所のほとんどが木材で構成されている作りです。
通気性が良く吸湿性に優れているのが特徴です。また、建築コストが安いため、家賃も比較的安いことが多いです。
しかし、遮音性は低いので、物件や人によっては音が筒抜けのように感じることもあるようです。
◆軽量鉄骨造(S造)
主要個所に鋼材を用い、壁は軽量の気泡コンクリートで構成されている作りです。
鋼材の厚さが6mm以下のものは軽量鉄骨増、6mm以上は重量鉄骨造と呼ばれますが、住宅は基本的に軽量鉄骨を使用して作られていることが多いです。
木造に比べて耐火性・耐震性に優れていると言われていますが、遮音性については高くないので、木造と同じ程度に考えておいたほうがいいかもしれません。
◆鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋とコンクリートで構成されている作りです。
遮音性、耐久性、耐震性に優れているのが特徴です。建築コストが高いため、家賃も比較的高くなることが多いです。
◆鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
鉄骨造と鉄筋コンクリート造を合わせた作りです。
鉄筋コンクリート造と同じ強度で、断面積を小さく出来ますが、建築コストは高くなり、家賃も上がります。
最初にお伝えしたように、構造による違いは、本当に物件ごとに違います。RC造やSRC造でも、W造より音が響く物件もあるのです。
音の感じ方や許容範囲は人それぞれですし、そんなに気にならないという方でも、入居してからでは手遅れになってしまいますので、実際に内見した際に気にしておくことをお勧めします。
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この記事のライターをご紹介
- エージェントNo.023 ( ゼロニーサン ) スタッフ
- 大阪在住。生まれも育ちも大阪。逆に大阪から出ようとしていない。
もはや、大阪から出るのが怖いのかもしれない。
大阪から出たことがない、生粋の大阪人なのに関西弁は少ない。