青春を山に賭けて
今日の捨てられない本は、植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』です。
全く理解できない。
すごいタイトルですね。
若い方はご存知ないかもしれませんが、五大陸の最高峰を制覇し、犬ぞり北極一万キロ、アマゾン川単独イカダ下降などなど、
どうかしてしまっているとしか思えない多くの偉業を成し遂げ、国民栄誉賞も受賞した冒険家です。
間違いなく多くの人が理解できない、『登山家(アルピニスト)』の一人。
どのひとつをとっても自分ではできそうにありません。
クレバス(氷の割れ目)への落下や滑落、遭難寸前の極限状態を経験しても、何度も挑戦する。
まずは相手を知る事から。
私のような凡人には理解不能ですが、実は恐怖に足が震え、また親不孝の自責に苛まれる。
エベレスト山頂付近のテントでテントの話(ここには書けません)は噴飯ものですが、
人間的な一面を知って大好きになりました。
そして好きな事に生きた彼の著書を読むたびに自問します。
何のために働いてんの?
何のために生きてんの?
彼も私たちをみて、同じ疑問をもっていたかもしれません。
まずは相手を知る事から。
人生は多くの出会いであふれています。理解できない代表格、『登山家』を心の友に。
もしかすると人生が冒険になるかもしれません。
但し、エベレストには登らないように。
関連タグ
整理
リサイクル
本
捨てられない
この記事のライターをご紹介
- masato yamada ( マサト ヤマダ ) 孤高の読書家
- 株式会社メガメディアコミュニケーションズ「転勤住替え情報センター」のマネージャー。
法人様向けの転勤に関する新サービスを日々開発している。
連載記事一覧
掲載日 : 2015/02/09 00:00
今日の引越しても捨てられない本は、「アンネの日記」でございます。
掲載日 : 2015/04/10 00:00
皆さんはソニーにどんなイメージをお持ちですか?
この質問は年代によって大きく異なるでしょう。
おじいさんは戦後復興の先鋭 .....
掲載日 : 2015/05/11 00:00
人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険 .....