洗濯機の引越し方法 知っておくべき6つのポイント!

ライター V子
カテゴリ 引越しコラム
掲載日 2016/01/08 00:00
引越しの時ぐらいしかめったに動かすことのない洗濯機!

引越し業者が運搬してくれる場合でも、水抜きや簡単な準備を当日までに済ませておかなければなりません。準備しておかないと、運搬時に故障やトラブルにつながります。

当日慌てないためにも、事前に確認しておくべきポイントをおさえておきましょう!

洗濯機のサイズは早めに確認しておく!

現在使用中の洗濯機が、新居の設置場所サイズと合わない場合があります。よくある全自動式洗濯機の場合はたいてい納まりますが、ドラム式洗濯機や乾燥機がある場合は、サイズが大きいため、工事が必要となったり、設置が出来ない可能性があるため要注意です。

事前に以下のサイズを必ず確認しておきましょう。
・洗濯機サイズ(幅・奥行き・高さ)
・新居の洗濯機置き場(幅・奥行き・蛇口の高さ)
・搬入経路(玄関のドア、エレベーター、廊下等) 

洗濯機の水抜きとは?

洗濯機は内部にたまっている水を抜いておかないと、水が漏れて他の荷物を汚してしまったり、故障の原因となる場合があります。引越し日前日、最後の洗濯が終わったら水抜きをしましょう。
 
< 水抜きの方法 >
1.水道の蛇口と洗濯機をつないでいる給水ホース内の水を抜きます。
 (蛇口を閉栓 → ふたを閉じて電源ON → スタート → 1分くらい回して一時停止 → 電源OFF。これで、給水ホースの水がすべて水槽に移動します。)
2.給水ホースを外します。
3.再度電源を入れて脱水し(短時間でOK)、終わったら槽に残った水滴をタオルで拭いておきます。
4.洗濯機と排水口をつないでいる排水ホースを外し、内部の水を抜きます。
  (本体を軽く傾けると排水ホース内に溜まっている水が流れ出てきます。)
5.取り外した給水ホース・排水ホース・風呂水ポンプなどの付属品を袋にまとめて入れ、洗濯槽内に入れておきます。電源コードとアースは、コードを巻いた状態で袋に入れ、洗濯機の側面にテープで固定しておきます。 

これで水抜き作業は完了です!ホース、付属品は紛失しやすいので必ず洗濯機内にまとめて入れておきましょう。また取扱説明書も一緒に入れておくと新居で設置の際に便利です。

洗濯機を運ぶ時は傾けすぎると壊れる!

引越し業者に運んでもらえる時は大丈夫ですが、もし自分で運搬することになった場合に覚えておきたいことは洗濯機を傾けすぎた状態で運ばないことです。
洗濯機の中にある洗濯槽は、ぐらぐら動くようになっていますよね。これは針金のようなフックで吊り下げている状態になっていて、斜めにしたり大きく振動するとこれが外れてしまいます。(外れたフックを再び取り付けるには洗濯機を分解しなければなりません。)

洗濯槽と本体の隙間にバスタオルなどを詰め込んで固定することで、これを防ぐことも出来ますが、その際は絶対に奥に物を落としてしまわないよう充分注意しましょう。

ドラム式洗濯機の運搬には、専用の固定ボルトが必須!

ドラム式洗濯機を運ぶ場合は、ドラム(槽)を固定するための固定ボルトがあります。購入時から保管しているはずですが、これがないと、運搬時にドラムを固定できないため、故障につながる恐れがあります。

固定ボルトがないままだと、引越し業者も運搬時に故障した際に保証ができませんので、紛失してしまった場合は、必ず購入した家電量販店やメーカーに問い合わせて取り寄せましょう。

搬入後はすぐに設置を!

洗濯機を搬入したら、取扱説明書をよく見ながら給水ホースと排水ホースを取付けます。
水栓の形状によっては、給水ホースと繋ぐために追加部品の購入が必要な場合もあります。
正しく取付けられないと水漏れの原因にもなりますので、よく確認しましょう。

慣れない設置作業は引越し業者にも依頼できる

洗濯機の設置方法は取扱い説明書にも記載されていますが、水栓の形状や位置、防水パンの位置などによって、ホースを取付ける作業が意外と難しい場合もあります。特にドラム式洗濯機は重量もあるので少し動かすのも大変です。

慣れていない方や、忙しくて時間がない方は引越し業者に依頼しましょう。有料オプションとなる場合もあれば、無料で対応してくれるところもありますので、見積りと同時に確認してみると良いでしょう。

引越し業者に設置してもらった場合も、電源を入れてみて水漏れがないかよく確認してくださいね。マンションなどで下の階に水漏れしたりするとトラブルのもととなってしまいます。
以上のことを踏まえておけば大丈夫です!
当日になってから、設置が出来ない!となると慌ててしまいます。場合によっては「洗濯機が数日間使えない」という状態にもなってしまいますので、ご自宅の洗濯機の構造などを早めに調べておきましょう。また、買い替える場合には処分方法の検討も前もってしておきたいですね。

意外と面倒な洗濯機の引越し準備、引越し見積りをする前に、なるべく早いうちに確認していくことをおすすめします!

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