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ハウツー
どんなにいい部屋を見つけても、予算に合わない部屋は審査も通りにくい上、生活が厳しくなっては意味がありませんよね。
でも、後少し安ければ決められるのに・・・と言う時があります。そんな時、家賃交渉をと思う方も少なくないのではないでしょうか。
ですが、やみくもに交渉しても心証が悪くなるだけです。
事前に調べておくことを知り、準備をしっかり整えましょう。
外すべきは、繁忙期です。この時期は貸主からすれば、入居を希望する人が多いので、家賃を下げなくても入居者が見つかる可能性が高いからです。どうしても繁忙期にしかお部屋探しが出来ない方にとっては難しい時期ですが、外せる方は少しでもずらす事をお勧めします。
次にタイミングですが、まだいくつかの物件を内見している時に交渉をしても、申込の意思が弱いと判断され、動いてくれません。不動産会社も無駄に交渉すれば貸主からの信頼をなくしかねないからです。また、申込後ですと、既にその金額で契約を進めているので、貸主や不動産会社の迷惑となります。家賃交渉をするなら入居申込の前にしておきましょう。
交渉を有利に進めるため、コツを押さえておきましょう。
●家賃相場を知っておく
家賃はエリアや間取りなどで相場がある程度決まってきます。事前にそのあたりの相場を知っておく
ことで、交渉もスムーズになりやすいです。相場よりはるかに安い金額を提示して交渉してみても、
不動産会社は応じてくれません。
逆に相場より高い家賃の物件であれば、比較的交渉もしやすいでしょう。
●マイナスポイントを見つける
例えば、築年数が古い、空室の期間が長い物件などはマイナスポイントとなるので、交渉しやすくな
ります。他にも、日当たりが悪い、設備が充実していない、交通の便が悪いなどもポイントです。毎
日帰りが遅いのであれば、左程日当たりに関しては関係なくても交渉の材料にはなるので、大して興
味がない部分でも、しっかり見ておくことをお勧めします。
【空室期間の確認方法】
不動産会社の営業マンに内見を予約する際物件がどのくらい空いていたかを確認してみましょう。
営業マンから管理会社に確認を取り、教えてくれます。
聞くのを忘れてしまった場合は、ガスメーターを見てみましょう。
玄関扉の付近にあるガスメーターに、ハガキ程度の大きさのタグがついているはずです。
そのタグには閉栓日時が記載されていますので、前の入居者が引越した時期が分かります。
●営業マンと仲良くなる
実際に貸主と交渉するのは営業マンです。営業マンも人間です。
あまり印象の良くない人のためにそこまで頑張れませんよね。
不自然なほどまでに持ち上げる必要は全くありませんが、横柄な態度を取ったりはNGです。
●物件の決定意思を伝える
先ほどもお伝えしましたが、申込の意思が弱いと判断されると、
営業マンは積極的に交渉してくれません。
相場なども踏まえて、どこまで金額が下がれば決定するのかをはっきり伝えましょう。
ここまでは家賃の値下げ交渉についてばかりでしたが、交渉出来るのは家賃ばかりではありません。中には既に別の部屋を借りている人との兼ね合いで、家賃を下げることが出来ない物件もあります。
そんな時、次に交渉するのは仲介手数料や礼金等の初期費用です。初期費用と言っても、敷金を値下げしてもらってもあまり得になる訳ではありません。部屋を綺麗に使っていれば結局帰ってくるお金なので、下げれもらいやすいと言えばそうですが、どうせなら他の初期費用を下げてもらった方が得になります。
また、フリーレントをつけてもらう交渉も頭に入れておきましょう。
※フリーレントについては後日詳しくお伝えします。
他に、金銭面以外の条件で交渉するのも一つの手です。例えば、ウォシュレットやエアコンを設置してもらうなどの付加価値をつけてもらう交渉です。
値下げ交渉は当然ですが、好かれる行為ではありません。下げてもらって当然、という横柄な態度では、最悪の場合申し込み自体却下される事もあります。
丁寧に気持ち良く話をすれば、交渉もスムーズにいきやすくなりますね。もしそれでも交渉に応じてもらえないのであれば、何か理由があるのでしょう。月々の支払いが無理ない金額なのであればその金額で諦めるか、別の部屋を探す事をお勧めします。