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学校に通うお子様がおられるご家庭では、お子様が転校先での学校生活をスムースに始められるようしっかり準備をして手続きを行いましょう。
転校手続きは、通っている学校が公立か私立か、小・中学校か高校か、また地域によっても方法や条件等が変わります。
以下、「公立の小・中学校」「公立の高校」「私立の中・高校」の3つに分けて一般的な手続き方法をご紹介します。
実際の手続きにあたっては、通学中の学校や転校希望先の学校、管轄の市区役所・町村役場、教育委員会、私学協会等へ相談しながら進めるようにしましょう。
引越しが決まったら、まずは担任の先生にその旨を伝えましょう。
一般的な流れは下記のようになりますが、各自治体によって異なりますので、手続き前に学校や自治体等に確認しましょう。
<同一の市区町村内で転校する場合>
1.現在通学中の学校に転退学することを届け出て、「在学証明
書」、「教科書給与証明書」などを発行してもらいます。
2.管轄の市区役所・町村役場に転居届を提出し、「転入学通知書
(就学通知書・入校票などの名称あり)」を受け取ります。
3.転校前の学校から渡された「在学証明書」、「教科書給与証明
書」および役所でもらった「転入学通知書」などを持参し、転
校先の学校で転校の手続きを行います。
尚、引っ越しても通学区が変わらず転校が不要な場合でも、住所が変わった旨は担任の先生へ連絡が必要で
す。
<他の市区町村に転校する場合>
1.現住所地の市区役所・町村役場に転出届を提出し、「転出証明書」と「転退学通知書」の交付を受けま
す。
2.現在通学中の学校に「転退学通知書」をもって届け出し、「在学証明書」、「教科書給与証明書」などを
発行してもらいます。
3.引越し先の市区役所・町村役場に、「転出証明書」をもって転入届を提出し、「転入学通知書(就学通知
書・入校票などの名称あり)」を受け取ります。
4.転校前の学校から渡された「在学証明書」、「教科書給与証明書」および役所(役場)でもらった「転入
学通知書」などを持参し、転校先の学校で手続きを行います。
高校は義務教育ではないので、小・中学校のような手続きだけでは転校できません。
通常、希望する高校に欠員があって、なおかつ編入試験に合格することなどが条件になります。
一般的な流れは下記のようになりますが、各自治体によって異なりますので、手続き前に学校や自治体等へ確認しましょう。
1.在学中の高校に相談し、教育課程などを考慮して転校しようとする学校を決めます。
2.在学中の高校に、転学願を提出します。
3.在学中の高校から、希望する高校に対し、「在学証明書」及び「成績証明書」等をもって転学の照会をし
ます。
4.転入学を希望する高校に転入学願書とその他必要書類を提出し、転入学試験を受験します。
試験に合格すると転入が認められます。
公立高校と同じように欠員があること、編入試験へ合格することなどが条件になります。
詳しくは、希望する学校や各都道府県にある私学協会等に問合せましょう。
もちろん在学中の学校へも早急に連絡が必要です。「在学証明書」及び「成績証明書」などの書類も作成してもらいましょう。
・学校に通うお子様がおられる場合は、引越しが決まったら、まず通学中の学校の先生に連絡を。その上で必要な
手続きを行いましょう。
・公立高校や私立の学校は、欠員があることや編入試験への合格などが条件になります。希望する学校や各都道府
県の私学協会などに詳細を確認しながら手続きをしましょう。