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レポート
引越の際はとにかくやることがいっぱい。その中でも特に「面倒だなぁ~」と思った作業はありませんか?
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査「引越し作業の中でも特に面倒だったもの」のアンケート結果をランキングにしてみると、引越しをした皆さんがどんな所で苦労されたかがよくわかります。
それでは第1位からご紹介しますので見てみましょう!
第1位は引越し荷物の梱包でした。荷造り、箱詰めが終わらなくて前日徹夜した人や当日引越し業者が到着しても終わっていなくて手伝ってもらうことになったということも。お子さんがいる家庭や仕事で忙しくて到底間に合わない場合は、引っ越し業者のオプションで荷造り作業を依頼しましょう。
ちなみに当日荷造り作業が発生した場合も、追加料金がかかってしまいますので注意してくださいね。
荷造りだけはなんとか早めに準備しておきたいものですが、一方で生活に関わるものは引っ越し当日まで使うことも多く、直前に一気にやってしまう方が良いという声も。様子を見つつ、段取りをうまく組めるかどうかが失敗しないポイントのようですね。
第2位は引越し作業が終わった後の荷解き、片付けでした。引越し業者に任せたとしても、当日はあれこれ手続きすることだけでも手いっぱい。全て済ませてひと段落したら、少しずつ荷解きをしていく方が多いのではないでしょうか。しかし中には段ボールを開けもしないでそのまま放置しているという状態の方もいるのでは…?
引越し時に荷物の中身に破損がないかの確認は早めにすることをおすすめします。また、段ボールは適度な隙間と湿気を含み、害虫の住みかとなりやすいため、放置しておくことは衛生的にもよくありません。数ヶ月間もしばらく開けない段ボールの中身は、もしかしたら自分にとって必要ないモノの場合もありますね。思い切って処分することも検討してみてはいかがでしょうか?
第3位は意外にも「面倒だと思った作業はない」との回答でした。家族の場合は皆で協力しあえば負担も軽くなりますし、最近は引越し業者が荷造りや不用品処分など様々なサービスを行ってくれるため、それらをうまく利用すれば面倒な作業は省いて引越しを済ますこともできるでしょう。
第4位は住所変更などの各種の手続き。転出届、転入届の手続きから年金、保険などさまざまな住所変更手続きは確かに面倒な作業です。市役所の開館日は平日のみの場合がほとんどですので、スケジュールを立てて必要な手続きはまとめて済ませてしまいたいところです。ちなみに、引越しの時に手続きしておかないと、大事な通知が届かなくなってしまうなど、後々困ってしまうこともありますので省略しないで必ずしておくようにしましょう。
第5位は不用品の処分。大きな家具や売ってしまいたい本や趣味のものなど。リサイクルショップで処分したり、買い替えの場合は購入先で引き取ってもらえるサービスもありますので、事前に相談してみましょう。
引越し業者の中にも不用品の処分をしてくれる場合があります。セットにすることで引越し代金がより安くなるというラッキーなこともあるかもしれません。
また、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機の4品目は家電リサイクル法により、所定の廃棄手続きに従って処分しなければなりません。不法投棄をした場合には罰則もありますので、必ず確認しておくようにしましょう。
意外と事前準備が必要な不用品処分、引越しの見積りをする前に計画しておくのが良さそうですね。
第6位は旧居の掃除。賃貸住宅の場合、退去後に専門業者によるハウスクリーニングが入るのが一般的ですが、全く掃除しないでいると返還される敷金が減る可能性があるため、念入りに掃除する方も多いでしょう。
敷金が使われる原状回復に該当するのは「通常の掃除を怠ることによってついたもの」。たとえば台所の油汚れ、ガスコンロ置き場や換気扇の油汚れ、風呂やトイレ、洗面台など水回りの水垢やカビなどです。これらは退去時に、きちんと落としておかないと、原状回復費用を敷金から差し引かれることになる可能性があります。
その気になればすぐにきれいにできるだとうと思いきや、荷物を出してから汚れに気付いたり、長い間掃除していない分時間もかかってしまうものです。なるべく余裕をもって掃除できるように退去立会いまでのスケジュールも計画的に立てたいところです。
第7位は電気、ガス、水道などの手続きでした。ライフラインの手続きだけは欠かかすことはできません。特に面倒なのはガスの手続きではないでしょうか。ガス開栓には立会いが必要ですので、事前に予約しなければなりません。予約はインターネットから出来ることがほとんどですが、引っ越しシーズンなどは希望日に予約を取れない場合も多々あります。引越し直後に手続きができないと、しばらくガスなしお湯なしの生活が続いて大変苦労することになってしまいます。早めに準備するようにしましょう。
第8位は引越し業者の手配。普通の人なら引越し業者を使うこと自体多くないため、どの業者が良いのか正直わかりませんよね。良い業者に巡り合えば本当に嬉しいし、イマイチな業者に当たってしまえばいやなものです。
料金相場がない引越し業界で安いところを見つけるには断然、相見積もりがおすすめです。
作業員の対応も気になる方は、見積り相談の際や訪問見積もりでの感じから、また口コミなどから判断してみてはいかがでしょうか。小さい引越し会社でもしっかりと対応してくれるところはたくさんあります。
引越しAじぇんとでは自分で選んだ複数の引越し会社へ一括で見積もりができるため引越し業者の手配にはとても便利です。ぜひ使ってみてくださいね。
第9位はインターネットの手配でした。引越し先エリアやマンションの状況などを考慮して回線事業者、プロバイダー事業者と契約しなければなりませんが、状況によっては結構面倒なことになります。
最近はこのような煩わしさがない、ネット環境が既に整っている物件を選ぶ方も多いようです。
インターネットの手続きには数週間かかります。スマートフォンがあれば多少は乗り切ることが出来るとしても、仕事で必要な方にとっては使えないと不便でしょう。引越し当日から使いたい、という方は早めに準備しておくようにしましょう。
第10位は近所への挨拶。ご近所さんとのお付き合いも大事ですから、挨拶品を選ぶにも一苦労ですよね。一般的には近隣の方で500円~1,000円程度、大家さんや管理人さんは1,500円~2,000円程度のものを用意すると良いと言われています。あくまで目安ですがあまり高額なものでは恐縮されてしまいます。保存が効く菓子折りやお茶、石鹸などの日用品もおすすめです。
第11位はその他もろもろでした。小さいお子さんの子守りや、要るものと要らないものの仕分け、窓や部屋の採寸、新居で必要になるものの準備、ゴミ捨て、配線処理、浄水器の取外し、ペットや水槽の引越し、知人への連絡、…引越しをする方それぞれの状況に応じて様々な作業が発生します。引越しチェックリストを作り、思い浮かぶものを書きだしながら、抜けがないように準備していきたいですね。
第12位は家具などの組み立てや設置でした。組み立てなどに慣れている男性の方などであれば大した作業ではないのかもしれませんが、女性にとっては至難の業であったりします。最近は引越し業者でも家電の設置サービスを行っていたり、女性限定で無料にしてくれたりとサービスも充実してきていますので、こういったサービスを利用すればスムーズに使えるようになるでしょう。
いかがでしたでしょうか?次回お引越される皆さんは参考にしてみてくださいね!
(調査概要)
調査手法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~59歳の男女、かつ、引越し経験者
調査期間 : 2016年7月23日(土)~2016年7月24日(日)
有効回答数 : 800サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります