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ハウツー
世の中は捨てられないものばかり。今回は忌み嫌われる共同住宅の一階について、元不動産屋の立場から、一階歴10年の経験を活かし、相当の偏見をもって一階の良いところをアピールし、皆さまの捨てられないリストに一階も含めていただく事を目的として筆を振るいます。
さて私が以前不動産会社にいた際の顧客アンケートによると、二階以上を希望する入居者が8割、特にこだわらないが2割、一階を希望する顧客は年間を通じてほとんどいなかった事がありました。
一階敬遠の理由は、「危なそうだから」、「日当たりが悪そうだから」など、
『なんとなくそう思う』という理由がほとんど。
全くわかっていない一階ライフ。それでよいのでしょうか皆さん。
そこで、一階の良いところについて必要以上にほめちぎり、無責任に皆さまを下界へいざないます。
なお、防犯等の安全性、日照については一切考慮しておりませんのであしからず。
まずは、
共同住宅の賃料一覧を作成する際はほぼ、一階から階層的に高く設定してゆきます。
+1階につき3%程度を付加して設定していきます。家賃、安い方がイイよね!
敷地活用で、たまに一階部分が庭になっている物件があります。これはお得!ガーデニングを楽しんだり、お月見をしたり、人生に彩りができますネッ!
思い出して下さい。泥酔した時の階段を。苦痛ですね。危ないですね。
階下の入居者から苦情がくると、自分が悪いとはいい気分はしませんね。その点、一階の下にはモグラか地底人か遺跡くらいしかありませんので苦情の出ようがありません。階下を気にすることなくのびのびと暮らせます。
(念のため:隣室には響いていることを忘れずに)
室温は、外気だけでなく上下階の温度にも影響を受けます。冷やかな基礎コンクリートの恩恵をうける一階は夏場も涼しいんです。
(冬は突き上げる寒さを楽しめます)
高層階に住むのもよいかもしれませんが、私達人類は悠久の時間、低地にて生活しておりました。これは理屈ではありません。
人は土から離れては生きられないのよ!!
(天空の城ラピュタより)
どうですか。何となく嫌だなどと敬遠せずに、よいところもしっかり見て下さい。