引越しコラム

掲載日 :
2016年6月30日
/ ライター :
C子
/ カテゴリ :
引越しコラム

関連タグ : 引越し、処分、困る、捨て方、スプレー缶、ライター

引越しが絶好のチャンス! 捨て方に困るアレを上手に処分する方法

こんにちは。面倒なことは後回しにしがちなC子です。

皆さまは家の中に「捨てたいんだけど、どうやったらいいんだろう」と処分にお困りの物はありませんか?

引越しは先延ばしにしていた不要なものを整理する大チャンス!!

荷物が少なくなれば引越し費用を抑えられるかもしれませんし、この機会を逃すとまたずるずるといっちゃいますから気合を入れて片付けてしまいましょう。

以下、私自身も処分に困った経験があるものをピックアップしましたので、ご参考にしてくださいませ。

※自治体によってゴミ処理方法が異なりますので、実行前にお住いの自治体への確認をお願いします。

1.スプレー缶の残りは「屋外でゴミ袋にシューッ」

使いかけの整髪スプレーや殺虫剤などが自宅に転がっていませんか?
いざ引越しとなった場合、引越し業者さんは「危険物扱い」になるスプレー類は原則運んでくれませんので、使わないモノはこの際思い切って処分してしまいましょう。

中身が入ったままゴミに出すと爆発事故にもつながりかねませんので、必ず使い切る必要がありますが、その方法にはちょっと悩んでしまいます。
屋内はもちろん屋外で空中にプシューなんてことはご近所迷惑にもなりますし環境にも悪そうですよね。

こんな時は下記の方法がオススメです!

<準備物>

・ゴミ袋やレジ袋(穴が開いていないもの)
・古新聞(半日分~)
・マスク

<方法>

屋内でやってしまうと、周りの火気や静電気によって引火することもあり大変危険です。必ず屋外の通気のよい場所で吸い込み注意しながら行いましょう。
 
①ゴミ袋の中にかるく丸めた古新聞や古布を入れます。
②キャップを取ったスプレー缶もこんな感じで入れて、軽く口をしばります。
③ビニール袋の上からスプレーボタンを押して、古新聞に向けてシューッという音がしなくなるまで噴射
 します。缶を振ってチャプチャプ音がするようだと充分に出ていませんよ。

このスプレーの場合、キャップの上部にある半円を内側に折りこんで缶にはめ直すと、残りのガスが噴射される仕組みになっています。指が痛くならなくて楽ちん。
他にも色んなタイプのガス抜きキャップがありますので、注意書きをよく読んで行いましょう。

④この後の処理は、自治体によって対応が異なりますので、「穴あけが必要か?」「何ゴミか?」の2点を確認しましょう。

私の住んでいる自治体では、缶に「穴を開ける必要はなく」「有価物」としてゴミに出します。
キャップやボタンは、プラスチック製なので「普通ごみ」でした。

もし穴を開ける必要がある場合は、ホームセンターや100均などでも器具を販売しています。
使い切りが不十分な状態で穴を開けると、中身が噴出して目に入ったり静電気等で引火したりすることがありますのでくれぐれもご注意ください。

尚、一般社団法人日本エアゾール協会に詳しい解説がありましたので参考にしてください。

2.ライターもガスを使い切ってから

ライターも中のガスが残っていると発火の原因になりかねませんので、まず使い切らなければなりません。
ちなみに私の自治体では、プラスチック製容器なら「普通ごみ」、金属製容器なら「有価物」扱いでした。

使い切るのが難しい場合の廃棄方法については、一般社団法人日本喫煙具協会のサイトに載っていましたので参考にしてください。
街中に住んでいるとガス抜き処分には困りそうなので、必要な人に譲っちゃう方が早い気がします。

3.使用済みの乾電池は種類を確認してから

こちらもついつい貯め込みがち。
乾電池と一口にいっても、実はタイプによって処理方法が異なります。
 
私が住んでいる自治体では、アルカリ乾電池などの乾電池類は「有害ゴミ」。
ボタン式電池や充電式電池は「販売店へ」とありました。回収したものをリサイクルするようです。

破棄する場合も回収してもらう場合も、1点注意が必要!!

万一容量が残っていると他の金属と触れることで発熱したり発火することがあるので、「電極にテープを貼り絶縁」してから出すようにしましょう。

4.マニキュアや香水は中身を新聞紙に吸い込ませて

長い間使っていないものは変色していたり、臭いが変わっていたりして使うのをためらいますよね。
中身を排水口にジャーッていうのはもちろん×

こちらもスプレー缶の応用で、ナイロン袋に新聞紙を入れて中身を吸い込ませてしまいましょう。
結構臭いがきついと思いますので、作業は換気の良い場所でやってくださいね。

マニキュアの場合、ビンに残った分は綿棒で絡めとったり除光液を入れて少し溶かしたりすると取り出しやすいですよ。

私の自治体では、容器のビンは「埋め立てごみ」、キャップ&刷毛は「普通ごみ」になります。

5.シャンプーやリンスは掃除や洗濯に有効活用できます

いつ貰ったか分からないような試供品や使い残したシャンプー類を処分したい場合にも「ビニール袋&新聞(布きれ)しみこませ作戦」が使えますが、有効活用するという手もあります。
下記は私も実践したことのある再利用方法です。

●浴槽を洗う

シャンプーはもともとタンパク質や皮脂の汚れを落とすものなので、浴槽を洗うのに使えます。
私も実践しましたが、スポンジにほんの少し付けただけでも泡立ちが良く、汚れ落ちも専用洗剤に引けを取らないように感じました。
トイレ掃除にも使えるそうなので、今度試してみたいと思っています。

●鏡の曇り止め

シャンプーをほんの少しお湯に溶かしたものに布を浸し、ぎゅっと絞ります。少し水気を飛ばしてからガラスを拭けばそれだけで曇り止めになります。
試しにやってみると、こちらも思った以上の効果を発揮しました。オススメです!

●洗濯に使う

えり汚れや血液汚れはタンパク質や皮脂の汚れなのでシャンプーが使えます。
少量を付けて、もみ洗いした後、洗濯機へGO!!

●ヘアブラシの汚れを取る

ヘヤブラシに絡まった髪の毛や汚れは案外取りにくいもの。
少量のシャンプーをお湯に溶かしたものに、ヘアブラシを漬け置きし汚れを浮かせばお手入れが簡単です。最後に水洗いしてしっかり乾かしましょう。
※水濡れ不可の動物毛のブラシなどには向きません。

●家具や家電にホコリを付きにくくする

リンスを水で薄めたものに布を浸し、固く絞ったあとしばらく置いて水気を軽く飛ばします。
リンスに含まれた成分に静電気防止効果があるので、その布で家具や家電を拭いておくとホコリが付きにくくなりますよ。
べちゃべちゃのまま拭いたり、液晶画面や接続部分などへの使用はやめましょうね。

6.その他の迷いがちなモノは自治体に確認を!

引越しの時は家中のモノを目の当たりにするので、これどうしよう?が多発します。
下記は私の住む自治体での取扱いです。
 ・リモコン  ・・・・「大型ごみ」(乾電池は外す)
 ・電気コード ・・・・「有価物」
 ・携帯電話の充電器・・「販売店へ」
 ・CD、DVD・・・・「普通ごみ」
 ・ビデオテープ・・・・「大型ごみ」



引越し先とサイズが合わなくて捨てざるをえないものも出てきます。
状態がきれいだったらリサイクルショップ等で売るのも手です。

 ・物干し竿・・・・・・「大型ごみ」
 ・カーテン・・・・・・「大型ごみ」
 ・ガスコンロ・・・・・「大型ごみ」

以上、私が個人的に処分に困ったもの・迷ったものを取り上げてみましたが、やっぱり捨てるのはもったいない。できる限り必要なモノを必要な分だけ購入するのがベストですね。

この記事のライターをご紹介

  • C子 ( シーコ )
  • 生粋のカープ女子、ライターのC子です。 引越しだけでなく日常生活での失敗を糧にしたコラムを多く書いています。 人生何事も経験なり・・・。
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