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ハウツー
前回は室内のチェックポイントをご紹介しましたので、今回は建物全体と周辺環境についてお伝えします。
いくら部屋に満足していても、周辺環境によっては住みたくなくなる場合もありますよね。
例えば、とても気に入る部屋を見つけたのに、コンビニまで徒歩20分・・・など。
利便性や安全性など、色々な要素を加味して考えてみましょう。
<駐車場>
駐車場が必要な場合は、契約する前に実際に見ておきましょう。場所を指定されることもありますが、他の場所が良ければ一度変更してもらえないか聞いてみてください。いくつか空いている場合、対応してもらえることもあります。駐車場は、敷地内にある物件もあれば、少し離れたところにある場合もありますので、徒歩で何分ぐらいかかるのかを事前に確認しておきましょう。
駐車場が無い物件や、有の物件でも、空いていない場合があります。その場合は自分で近辺の駐車場を別で契約しなければなりません。部屋を探すついでに不動産会社が探してくれることもありますが、絶対ではないので、自分で探す方が確実です。
<駐輪場>
自転車を使う場合、駐輪するスペースの有無を確認しておきましょう。無くても、人に迷惑をかけないという条件で駐輪する許可がもらえる場合もありますので、駐輪場が見当たらない場合は一度確認してみましょう。
<廊下やエントランス>
マンションに住んでいる全ての方が利用するスペースも気にして見ておきましょう。
きちんと掃除されているか、電球が切れていたり無かったりする照明は無いかなどを見てみましょう。住人のモラルの基準になりますし、管理が行き届いているかもわかりますので、あまりに気になる部分が多かった場合は極力避けたほうがいいかもしれません。
<エレベーター>
5階以下の建物だとエレベーターがついていない場合もありますが、それ以上の建物でしたら基本的にあるでしょう。住んでからも必要ですが、引越しにも関わりますので、事前に確認しておきましょう。
<ベランダ>
人の目につきやすくないか、ベランダに入るための足場になりそうなものはないか、などを確認しておきましょう。
ベランダを見た時に、防犯上よくないと感じるのであれば、避けた方が無難です。
<駅までの道のりや交通機関>
通勤、通学などで駅を使うのであれば、駅までの所要時間、バスを利用するのであれば、時刻表をチェックしておきましょう。物件資料に書かれている「○○駅まで徒歩○分」というのは、状況に合わせて計算されていません。人の歩幅やスピードはそれぞれですし、間に坂道があるかもしれません。あまりあてにせず、実際に歩いてみる事をお勧めします。
<安全性>
例えば街灯の有無や交通量、人通りなどを、出来れば時間と平日、休日とそれぞれチェックすることをお勧めします。夜は人通りがとても少ない、街灯が少ないなどあれば、特に女性は気をつけた方がいいでしょう。
<施設>
歩いて行ける距離にコンビニやスーパー、病院や役所などがあるか確認しておきましょう。いざという時にあると便利だと感じる施設は特にチェックしておくと良いでしょう。
チェックする項目がたくさんあって何か忘れてしまいそうですが、特に自分が気になるところだけでも構いません。
前回の室内編と合わせてしっかりポイントを押さえ、内見に挑みましょう!