引越し料金一括見積り・比較サイト
引越しコラム
主に戸建住宅や幼稚園・保育園等のこどもたちの施設の設計に携わっています。大阪生まれ、大阪育ちの33歳で、妻と1歳の息子との3人暮らしです。
わたくし共の会社は建築設計事務所を営んでおります。
「建築」に関わる視点から「引越し」について皆様と一緒に考えていきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
さて、私なりに引越しについて調べてみたのですが、現在のような引越しを専門とするサービスの業態が現れたのは約40年前の昭和50年頃からだそうです。
つまり、私が生まれる以前には、比較するべきものがなかったということになります。
そこで、引越し業者がいない時代にはどのように引越しを行っていたのかを知るべく、身近なところで父に尋ねてみました。
父は国鉄(現JR)職員だった祖父の転勤により数度の引越しを経験していたのですが、荷物を自分たちでまとめたうえで運送屋さんに運んでもらっていたとのことでした。
もちろん部屋の養生や搬入などもなされていなかったでしょうから、現在の引越しより大変だった様子が目に浮かびます。
急な転勤で準備に時間が割けなかったり、家族に力仕事ができる男性の手が少なければ、苦労も多かったことでしょう。
そのような状況を改善すべく、さまざまなサービスが生まれてきたものと想像しています。
ところで、私の普段関わる仕事では設計した建物の引越し業者を選定することはまずありませんが、建物の竣工前に大きな荷物を運び込むほうが賢明な場合があるなど、荷物をどこから出し入れするかは設計者が配慮すべき問題のひとつです。
また、建物のお施主さんからは引越しに関する話をよく耳にします。
見積をとると大手の業者を比較しても金額的に大きな開きがあった、やや小規模な地域の業者のサービスがとても丁寧だった、など実際にやってみないとわからなかったお話を伺うことが多いです。
当たり前ですが、世の中の「引越し」に全く同じものはひとつもありません。
それぞれがオリジナルな引越しです。
事前にサービス内容をイメージしづらい業種であるからこそ、引越し一括見積りサイトを利用した方が賢明かもしれませんね。
第1回ということで概略的な話が多くなってしまいましたが、次回以降はより具体的な話を書いていければと考えています。
このサイトを見られる方にとって私の話が参考になるものかわかりませんが、精一杯務めていきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。